VTR1000F(SC36)ワンポイント・小技

レギュレータ交換(2003-06-22)

レギュレータ(正式名称はレギュレートレクチファイア)と言えば,VTR1000Fオーナー内では知る人ぞ知るウィークポイントのひとつだ。98年式あたりまでのモデルではこのレギュレータが故障して,バッテリーに充電されないとかエンジンが掛からない,なんてトラブルが多発している。統計的には走行距離20,000kmを目安に壊れ始めることが多いということだが,自分のマシンの場合には約16,000kmあたりから,充電が弱いみたいな感じでおかしくなりはじめていたような気がする。

この春にバッテリーを交換したばかりだというのに出先でセルが回らなくなり(お山のてっぺんだったので,下り坂で押しがけできてよかったねぇ),こりゃいよいよか? ということで部品発注してみた。

付いてたレギュレータ
初期型レギュレータ
新しいレギュレータ
改良型レギュレータ

画像を見れば一目瞭然。形状が変わってるじゃないか。現行品はヒートシンクが付いて放熱対策が強化されている。温度上昇による経年劣化が故障の原因か? 結構な台数で発生しているトラブルなのにリコール対象にはならないのかねぇ...

交換作業は簡単だ。車体右側シートカウル内にボルト止めされてるので,さくさくっと交換だ... やはりコイツが原因の充電不足だったみたいで,交換後は電圧トラブルから開放されたぜ。